創立75周年記念事業

 福井県スポーツ協会は、1942年(昭和21年)に創立され、2021年(令和3年)に75周年をむかえました。
 記念すべき75年の節目を祝うため、さまざまな記念事業を実施しました。

【創立までの生い立ち】
 明治15年7月、武道を中心としてその普及発展のために自主的な活動をする組織「福井県体育会」が佐佳枝廼社神楽殿(幸橋北詰)で創立した。これが福井県体育協会の前進となった。
 体育スポーツの推進母体である福井県体育協会が初めて本県に設立されたのは昭和5年4月であった。しかし国際情勢の悪化により、昭和17年4月には国の指導のもとで福井県体育会になり、大日本体育会福井県支部を兼ねる体制に入ることになった。
 第2次世界大戦が終わると若干の空虚・空白ののち、既に事実上消滅状態にあった福井県体育会を福井県体育協会に戻し、同時に日本体育協会に加盟して本来の目標に専念することになった。昭和21年4月の事で、その発足は明るくて希望に満ち、歓喜溢れた格別の印象を残すものであった。

記念事業の内容

記念誌の発行

「創立75周年記念 福井県スポーツ史」
創立75周年記念 福井県スポーツ史
創立75周年記念 福井県スポーツ史
こちらからデジタル版をご覧いただけます。
内容:福井国体特集、オリンピック特集、福井県スポーツ協会のあゆみ、加盟団体等、記録(大会・表彰)
※平成3年~令和3年の沿革・記録を掲載

祝賀会の開催

 令和4年11月22日(火)にフェニックス・プラザにおいて、福井県スポーツ協会創立75周年記念祝賀会を開催し、240名の方々にご参加いただきました。
 初めに、1巡目&2巡目福井国体をまとめた映像を上映しました。
 ご来賓の代表として、(公財)日本スポーツ協会副会長の泉正文様、福井県議会議長の大森哲男様からご祝辞を賜りました。また、ご出席いただきましたオリンピック出場者の青木千佳様、北川貴理様、中垣内祐一様、三谷元騎様、渡辺晃大様をご紹介させていただき、オリンピックに関するご質問にもお答えいただきました。
 アトラクションとして、和太鼓集団OTAIKO座明神による演奏を披露しました。
 最後に、今後の福井県スポーツ界の益々の発展を祈念し、永年にわたり国民体育大会に出場されている馬術競技の吉村喜信様のご発声に合わせて、会場一同で「がんばろう三唱」を行いました。
 祝賀会には、県内外からご来賓をはじめ、平素より本会諸事業に対しご理解、ご協力いただいている協賛企業・団体の方々など、多くの方々にご出席していただき、成功裏に終えることができました。

会場風景
会場風景
1巡目福井国体映像
1巡目福井国体映像
代表者挨拶(杉本会長)
代表者挨拶(杉本会長)
来賓祝辞(泉様)
来賓祝辞(泉様)
来賓祝辞(大森様)
来賓祝辞(大森様)
会場風景
オリンピアン紹介
アトラクション(OTAIKO座明神)01
アトラクション(OTAIKO座明神)
アトラクション(OTAIKO座明神)02
アトラクション(OTAIKO座明神)
がんばろう三唱(吉村様)
がんばろう三唱(吉村様)

記念品の作製

オリジナルタンブラー

オリジナルタンブラーを祝賀会などで配布しました。

冠大会の開催

 本会だけではなく、加盟団体の令和4年度諸事業に「福井県スポーツ協会創立75周年記念」冠を付けて実施いただきました。